味と回数

 先週は、「子どもが1歳過ぎて自分(母)が辛いので授乳をやめたい。」という問い合わせが立て続けにあった。

私は少し問い合わせて来た方の言い分を聞き、「やめるのをやめなさい。理由はこれこれ」と説明。先方は「考えてみます。」と電話を切った。


 なぜダメなのか。


 子どもは、1歳以降にお母さんとの密着から(特に授乳から)愛着がしっかりと育まれ、しっかり育まれたらお母さんという安全圏から離れて生きて行けるのだと分かった。


 ミルクではダメなのだ。母乳、特に桶谷式の提唱する良質母乳はオーダーメイドの良質アミノ酸で、それをたくさん飲んだ脳は幸せ脳になり、自律が出来て来るのではないかと観ている。


 子どもがしっかりと自分で人生歩いて行けるようにするには授乳という味と回数の最低絶対値をクリアしないと、成長過程でぶれてくるのではないか。


 だから、母親の視点で断乳しようとしている方には私は厳しく言う。子どもの視点で断乳をきめろ!と。かと言って、いつまでもやっていい訳では絶対ない!実体験から分かった。


 母親が我が子の為に骨身を削って尽くせるのは授乳の時だけ。そうすると子どもがしっかりして来る。親は見守るだけになるのだ。寂しいけれどこれが本来の親業ではないかと思う。


 だから私は子どもの満足度を必ず観て断乳を決めさせてもらっている。